RCブロックとは
近年、コンクリート劣化による構造物や建物の老朽化が大きな注目を集めています。コンクリートは時を経るにつれひび割れが発生し、その隙間から劣化因子が侵入することで、徐々に耐久性が損なわれていきます。この劣化因子の侵入を抑制し、長寿命化に貢献するのがRCブロックです。コンクリートの表面にRCブロックを含浸させると、コンクリート内部の水酸化カルシウムと結合しC-S-H系の結晶を形成。コンクリートの水密性、気密性を大幅に向上ます。この働きにより、コンクリートの劣化要因である水、炭酸ガス、塩化物イオン等の侵入を抑制できます。また、経年後に再施工する場合や改修の場合でも、再度含浸させるだけでその効果を発揮します。
●コンクリート表層を緻密化
RCブロックを含浸することで、コンクリートやひび割れ内面の表層部の細孔を充填し、緻密な組織に改質。
緻密化することで水密性、気密性が高まります。
(各種劣化因子の侵入を抑制できます。)
●工期の短縮が可能
複数の塗り重ねの必要がなく、短期間で作業が完了します。
●環境に配慮した安全な製品
無機質の水溶液ですので毒性がなく、自然環境に悪影響を与える心配がありません。
ウレタン防水施工前
ウレタン防水施工後
東京国際空港(羽田空港)をメインに、全国の主要空港の滑走路・誘導路(灯火工事の新設・整備・メンテンナンス)空港ターミナル、整備場関連を中心に空港の安全の一翼を担っています。
樹脂注入
基台・間座設置完了
取付完了
CMP工法とは
インナープロテクトによりクラックの発生を低減、コンクリートの乾燥後、ドライプロテクトにより表面内部の微細クラックを閉塞、表面撥水効果を持たせます。 クラックこそがコンクリートの劣化最大要因と考えたクラックコントロール理論を基に北海道大学と研究開発した工法です。
含浸材施工前
含浸材施工後
雪の多い寒冷地における雪害(吹き込み、積雪)を最小限に抑えます。
【施工例】
自走式駐車場・外部階段・建物開口部・廊下・カーポート・自転車置き場など
その他工事一式